201110 - アメブロから降臨した冥界の番犬の社会の裏を暴く本音トークブログ
さて、変態Bloggerが今日も変態度150%で綴ります。
いつもの事ですが、今日は特にマニアック度が高めなので、野球に興味のない方は見ない事をオススメします。
にわかファンでは解りづらい内容ですので、最低でもインフィールドフライをきちんと説明できるレベルの方のみが閲覧されることをオススメします(笑)
では行きましょう。
まず、表題の通り、野球界ってチームプレイでありながら、実は個人競技なんですよね。
プレイ自体はフィールドプレイヤーは守備の際は9人ですが、攻撃時は、最初のバッターが出てきた時点ではまず攻撃側は一人です。
その選手が何らかの形で走者として出塁すれば、次の打者と合わせて二人。
つまり、攻撃時は、満塁にしてもたった4人しか見た目では最大で4人しか攻撃に参加していません。
そんな話はさて置き(まさかの放置プレイww)、Jリーグなど、サッカーなどに関しては、勝利はチーム全体のクレジットになりますよね。
例えば、柏レイソル1ーガンバ大阪0とか、勝ったのは柏レイソルで、勝ち点1。
しかし、野球は違います。
巨人VS阪神の試合、開幕戦を例にしてみましょう。
巨人の開幕投手 山田一郎投手(架空の選手名です)
阪神の開幕投手 田中武史投手(架空の選手名です)
試合は3ー1で阪神の勝ち!!
と、ここまではいいのです。
阪神という球団が勝ったと いう事になっていますから。
しかし、試合結果は、
勝ち投手 田中武史1勝
負け投手 山田一郎1敗
となります(救援投手などについては後ほど解説します)
もう分かりますね?
そうです!
野球というスポーツは、コレはおそらくチームスポーツの中では極めて稀な、一人の選手に勝ち負けがつくスポーツなのです。
バスケやバレーボール、アメフトやラグビーですらこんな事はありません。
得点王とかそういう形で個人表彰されることはありますが、一人の選手に勝ち負けがつくって、まさに個人競技ですよね。
多くのエースピッチャーが度々申し上げているのは
� ��最多勝よりも防御率1位の方がピッチャーとしては名誉なこと」
とまで言っています。
そこに任意のヴァン·モリソンのチケット入手可能です。ノッティンガム
防御率などに関して解説していると文字数の関係上、書ききれないので割愛しますが、ようはどんな形であれ、勝ち星はその日に登板したいずれかの投手につく仕組みになっています。
通常、先発投手は投球回数を5回投げ切らないと勝ち投手の権利が得られません。
アウト15回分ですね(1回につき3アウトチェンジですから)
ということは、4回3分の2イニングだと勝ち投手になれないのです。
その後に出てきた投手が最後まで投げてチームが勝利すると、頑張って4回3分の2をリードしている状態で降板させられても、後から出てきた投手に勝� ��星がつきます。
野球好きなのにルールをほとんど理解していない私の母親は未だにコレが納得できないと言っております(笑)
ちなみに、たった3分の1イニング(アウト1つ)取っただけでも勝ち投手になれる事があるんです。
先程の4回3分の2の例では、チームがリードしていようが同点だろうが、負けていようが、その回を3分の2まで抑えた投手が、あとアウト1個でチェンジになるという時に他の投手に交代してその投手がアウト1つ取り、その投手が降板する前に味方が逆転し、その後一度も追いつかれる事なく、最終的にチームが勝つと、なんとたったアウト1つ取っただけの投手に勝ち星がつくんですよ。(現在はこのアウト1つで勝利投手の権利は廃止されている。詳しくは 後述)
私が表題で年間30勝なんて誰でもできる!!
と申し上げたカラクリはこれなんですよ。
ようは、中継ぎ投手のように短いイニングなら年間登板数50試合以上がザラにいますので、この戦法で行けば、理論上は勝ち星だけなら30だろうが40だろうがつける事は不可能ではありません。
そうそう、Wikiで拾った記事にこんな珍事がありました。
以下、転載します。
稀なケースとして、登板時点で既に出塁していた走者を牽制死や盗塁死に仕留めただけでスリーアウトチェンジとし、直後の攻撃で勝ち越すと、打者とは対戦することなく勝利投手の権利を得る。
日本プロ野球では、2000年に小林雅英 (千葉ロッテ)が達成したのが唯一の例である。その極端な場合として、例えば2死一塁の場面で登板し、打者に1球目を投げる前に一塁走者を牽制球でアウトにし、直後の攻撃で決勝点が入った場合0球勝利となる。
我々は、ジミービュッフェ人々である
メジャーリーグベースボール (MLB) では2003年5月1日にB.J.ライアン(当時ボルチモア・オリオールズ)が対>デトロイト・タイガース戦で記録している。
日本プロ野球ではまだ0球勝利は記録されていない。
また理論上では、投球も牽制球も投げずに勝利投手となることもある。例えば2死一塁の場面で登板した投手が投手板に触れ、捕手と1球目のサインの交換を始め、その直後に打者が打席を移る反則行為で3アウトとなり、直後の攻撃で決勝点が入った場合、投球も牽制球も投じることなく勝利投手となる。
こうした現象を防ぐために、2005年からは最低でも1イニング以上投げた投手にしか勝ち投手の権利を与えないことと定めたのです。
しかし、こと救援勝利に関しては、公式記録員がその試合で最も勝利に貢献した投手に与えるというなんとも曖昧な判断基準なので、3イニング投げた投手より2イニングでも厳しい局面で抑えた投手が勝利投手になる事もあり、甚だ荒唐無稽な判断基準と言わ ざるを得ないと思いますね。
そう言えば、かつてのプロ野球ルールでは、理論上は最多勝と最優秀救援のW受賞も可能だったんですよ。
実は、それに限りなく近い事が実際に1995年にあったのです。
当時、オリックスブルーウェーブの平井正史投手が、ストッパーで15勝を上げ、SP(セーブポイント)でもトップになっていたので、もしもこの年に日本ハムのキップ・グロス投手の勝ち星があと一つ少なければ(グロス投手は16勝)平井投手の最多勝と最優秀救援投手のW受賞が実現したのです。
こうした矛盾とも言えるSPはおかしいとの判断で、2005年から廃止され、抑え投手にはSPではなく、セーブのみがつくようになったのです。
では、2004年まで あったSPとは何なのか?
これは、救援勝利した投手に必ず付与されるもので、最後を締めくくって抑えた時につくセーブとは違い、例えば1-0でリードをした場面で登板した投手がよもやの1失点で同点にされてしまい、それでも何とか3アウトで終わらせて、その裏の回で味方が逆転サヨナラで勝利をおさめると、その投手は1失点で同点にされたのに勝利投手となり、さらにセーブポイントが付与されるのです。
ゆえに、先に紹介した平井投手は15勝全てにセーブポイントが付与されているため、最終的なセーブポイントは42SPで、当時の日本記録でした。
ケーシーカセムは死ぬのですか?
肝心の勝利は他の投手で、自らが最後を締めくくった時に付与されるセーブは27セーブだったのです。
この年の平井投手のピッチングをバカにしているのではありません。
むしろ、この年は彼の全盛期であり、MAX157kmを叩き出した事もあった豪腕でならした素晴らしい投球で、オリックスのリーグ優勝に大きく貢献したのです。
ただ、救援勝利と言うのは、しばしば抑えの投手には屈辱的な勝利でもあるため、セーブポイント自体に価値が見い出せないために廃止したのだと思います。
全てではありませんが、抑え投手に勝ち星がつくのは不名誉な事が多いんですよね。
味方がリード� ��た状態で登板し、その回をゲームセットに出来ず、同点、もしくは逆転された後に、まだその投手が投げ続けてとりあえずその回を3アウトチェンジにして、その裏の回で味方がサヨナラ勝ち、またはビジターのゲームならば、同点にされた後に延長で味方が逆転してくれて、その裏の回を今度は3アウトチェンジ、ゲームセットにすると勝ち星がその投手につきます。
これが、抑え投手に取っては、救援失敗したけど勝ち星がついた!
という守護神にとっては屈辱以外の何ものでも無いのです。
同点のままどうしても負けたくないからと、守護神を出して0失点で凌ぎ、裏の回に味方がサヨナラ勝ちしての勝利というケースなら嬉しい勝ちですが、そういう例を除けば、抑え投手に限って言� �ば、0勝0敗40セーブ・・・というのが最終成績なら一番理想的なのです。
しかし、0勝0敗だからと言っても一度も救援失敗をした事がないか?
というとそうではありません。
近年、野球ファンが減り続けているのは、こうした複雑化しすぎたルールが原因のひとつでは無いかと思います。
どうですか?
インフィールドフライをきちんと説明出来るレベルの方でも頭痛くなるようなマニアックな内容でしょ?(笑)
そうした意味では、改正されたとは言え救援による勝利にはあまり価値を感じない試合になることが多く、こうした戦法で後半の最多勝のタイトルを獲らせるという出来事が今年もまたありました(´;ω;`)
当然、タイトル は名誉な事だし、タイトルを獲れば金一封が出ますので、誰だって欲しいでしょう。
毎試合、先発投手を4回3分の2イニング以下で降板させ、ネクストのピッチャーに勝ち星をつけさせるというやり方を駆使すれば、毎回は無理でも、1イニング以上投げれば勝ち星がつく仕組みなので、それこそ年間50試合登板すれば、半分勝ち星がついても25勝出来ます。
そのため、理論上は一人で30勝でも40勝でもやろうと思えば出来るんですよ。
ただ、これをやってしまうと一人の選手を贔屓してしまう事になり、世界中の野球ファン、野球関係者から非難されるでしょうから、誰もやった事はありませんが・・・。
しかし、4回までに大量10得点で、10-0などでリードしている場合にこのやり方をすると公式記録員判断で勝ち星がつかない事もあります。
どうでもいいですが、公式記録員任せってヾ(゚Д゚ )ォィォィ
野球って結構曖昧なスポーツですね・・・。
だから最多勝よりも防御率1位の方が名誉な事だと言うピッチャーが多いんでしょうね。
日本ハムのダルビッシュ有投手は5年連続で防御率1点台ですから本当に凄いですね。
今年は統一球の影響で数多くの防御率1点台が出ましたが、ダルビッシュ君の場合はもう2007年からずっと継続していたんですよ(;・∀・)
恐るべきピッチャーですね。
今年の方が過去4年間で一番防御率がいいですが、それでも凄い記録ですよ。
そんなわけで、先発投手から横取りしてまでこだわる勝ち星って、30年来の野球ファンである、私のような熱狂的なマニアから言わせてもらうと、スポーツ� �ンシップに反すると思って止みません。
野球人気を復興したいのなら、そういう事も含めて十分議論すべきだと思いますよ。
少々難しい内容で失礼致しました。
最後までお読みいただき有難うございますm(_ _)m
0 コメント:
コメントを投稿