2007
2007.1.17
今年のセレブリティ・ビッグブラザーは、例年にも増して「寄せ集め的なメンバーで面白くない 」と不評だったのですが、ここ数日、視聴率がやや上向きになっている様です。
視聴率が上がったのは、良い意味で面白くなったからではありません。BBハウス内でのジェイドを中心としたトラブルが、国内外を揺るがす大問題に発展してしまったからです。
原因は、ジェイドを中心としたハウス内の3バカ女達が、インドの有名ボリウッド・スター、シルパに対し、人種差別的発言を含むいじめ的言動を続けていること。
テレビ史上初の大抗議がチャンネル4に押し寄せられ(現時点で、1万3000通)、自国のスターを貶められたインドで抗議運動が巻き起こり、ブレア首相へのコメント要請、番組製作者への殺害脅迫、番組スポンサーの降板にまで騒動が広がっていて、The Timesなどの高級紙でシルパの泣き顔の写真がトップを飾るという異例の事態となっています。
ジェイドの手下に付いてシルパを仲間はずれにしているのは、こいつらです。
いじめ女、ジェイドの腰巾着二人
いかにもクラスメイトをハブにしそうな顔の写真を選んでみました。
向かって左が元ミス英国のダニエル(23)。現在はグラマー・モデル(裸系ってことです)。 「イギリス代表にもなったサッカー選手Teddy Sheringhamの恋人」が現在の肩書き。すなわち、ジェイドと同じ類の「何にもセレブ」に限りなく近いタイプです。
ホセを見ることができ
右は人気ポップ・グループ「S Club 7」の元メンバー、ジョー(27)。3年前にグループが解散して以来ソロ活動もパッとせず、「普通にバスに乗って安い服を着て」生活しているそうです。怠惰なのに横柄で、若さのかけらも無い厚ぼったい顔でタバコを吹かしている のが憎々しいです。
シルパの悪口に余念の無い3人
シルパはシルパで強気な女王様タイプなので、別に擁護したくなる様な可愛いキャラクターではないんですよ。私もこの子がクラスに居たら、何となくうざったいんじゃないかと は思います。
たとえて言うなら、美人で優等生で頑張り屋だけど、場の空気を読むのが今ひとつ下手で、何でも自分中心なので人望は薄いタイプ。
物言いがストレートすぎてやや独善的。とは言え、下らない意地悪をしたりはしないし、率直に話 せば理解してくれます。
場の中心的存在になりたがるので、自分で立候補してクラス委員長になったり学芸会の主役になったり。で、皆が言うことを聞かなくて、怒って大声でキーキー言ってうるさい女。・・・私の中でシルパはそんなイメージです。
しかしどんなに気に入らないからと言って、故意に意地悪をして相手を傷つけたり、困っていても助けてあげずに仲間はずれにしたりと言うのは、糞ガキレベルなわけです。
ジェイドとあとの二人を見ていると、こういう糞ガキレベルの連中が子育てしているんだから、いじめ問題は解決しないよな〜と思えてきます。
「シルパの声聞くだけでムカつく」「気取っちゃって」「彼女は犬よ」などの下らない悪口はまだマシな方。
カナダ人は狂っている
ジェイド母(※初回投票で追い出されました)が「シルパ」の発音が出来ず、「姫」とあだ名をつけたのをシルパが嫌が った時、「じゃあ何て呼べって言うんだい!インド人って呼ぼうか!?」と発言したのも大問題になりましたし、更に、いじめグループがシルパのインド訛りの英語の真似をしたのも、問題視されました。
と言っても、シルパもジェイド達のひどいコックニー訛りを真似して大笑いして彼女達を黙らせてしまったので、お互い様っちゃあお互い様なんです けどね。この辺が、シルパが今ひとつ周囲から愛されない理由でもあります。
シルパがローストした鶏肉に火が通っていなかったのを理由に、「インド?中国だっけ?ともかく、手でご飯食べるんでしょ?衛生的に信用できないわよ」 「彼女がどこを触ったんだかわからない手で作ったんだし」と言って、 いじめグループ全員が食事に手を付けなかった辺りから事態は深刻化。
今日の放送でも、全く以て下らないことでジェイドが頭に血が上って止まらなくなり、汚い言葉でシルパに吠えついていました。
その姿は正に4年前のBBの時と寸部違わず同じ。すなわち、キチガイ。 (下に一部映像あり)論旨と関係ない部分で逆ギレを重ね、
「あんたはプリンセスなんかじゃないわよ!(※シルパ自身は、そんな事は一言も言っていない)
あんたは他の人達と同じ、フツーーーーのハウスメイトなんだからね!(※強調してますますコンプを露呈)惨めなイカサマ女!嘘つき!嘘つき!クソ負け犬!ギャオーーー!」
とシルパを罵りまくり、さすが腰巾着の二人も引いている様でした。
なぜ死刑が重要である
キレたジェイドの様子
客観的に見ると問題の中心は人種差別ではなく、どちらかと言うと下層階級の階級コンプレックスの方です。
ジャメイン・ジャクソンがいつも的確に分析してるんですが、ジェイド・グループはいわゆる「ホワイト・トラッシュ」(クズ白人=貧困層で教養・マナーのない白人を指す)であり、裕福で教養のある階級は親の敵の様なもの。それが有色人種であれば、尚更腹が立ち、意味もなく楯突いてくるものなのです。
ジェイドはしつこく「シルパは自分の方が上の人間だと思ってる」と言い続けていますが、裏を返せば、シルパよりもずっと下のレベルの人間である事を誰よりもわかっているのはジェイド自身だと言うことです。
頭ではわかっていても絶対にそれを認めたくないが故に、勝手に一人でプライドが傷つき、「バカにされている!(に違いない!)」と怒りまくっているんだと思います。
シルパより下であることをジェイドや手下のバカ2人が認めたくない理由には、シルパが有色人種だと言うのも、勿論関係あるでしょう。
更に言えば、ジェイドは何の能力もない「有名だから有名」なだけのクズ・セレブなのに対し、シルパは実力で長年スターの座に君臨している女優であると言うことも、ジェイドのコンプレックスを煽るのかもしれません。
だから下品な質問をしてシルパに恥ずかしい思いをさせたり、汚い言葉で彼女を打ちのめし、自分のレベルにまで引きずり落とそうと必死なわけです。やればやるほど、本来のレベルの差が際だつばかりなのに・・。
クズ白人ジェイドの上流コンプレックスが国際問題にまで発展し、欧州全土で流されている「ユーロ・ニュース」などでも大ニュース扱いされ、イギリスは人種差別国家としてイメージ・ダウン。ジェイドが国のイメージを左右するほどの大物になったとは、感慨深いものがあります。もちろん、悪い意味でしかありませんが。
シルパの事を積極的に好きな人はそんなに居ないと思うんですけど、この調子だとシルパ(かジャメイン・ジャクソン)を勝たせないと、政治的にヤバい感じになってきました。どう収拾付けるんだ ろう、これ・・。
どうでもいいけれど、ジェイドは英国のいじめ撲滅チャリティー団体に名前を連ねているそうで、団体はジェイドを除名させる運びだそうです。
入場当時、「あなたたち(ジャメイン・ジャクソンやシルパ)は知らないだろうけど、私はイギリスでは知らない人の居ないセレブよ」と超気取った口調で登場し、最初のうちは「ダメな母親をかばう健気な娘」を演じていたのに、化けの皮が剥げるの、早すぎ!!
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